トイレつまりの放置は危険！！

トイレのつまりを長時間そのままにしておくと、つまりがひどくなって直せなくなるなど、さまざまなリスクがあります。

ここでは、トイレのつまりを放置することで生まれるリスクをご紹介します。

トイレの故障

つまりを放置すると、トイレそのものが故障する危険があります。

便器内の水が溢れてしまい、便器の電気系統が水に触れることで故障することがあるのです。

また、ラバーカップがない、もしくはラバーカップでもつまりが取れないからと、違う器具を無理やり押し込むのも止めてください。

便器を傷めるだけでなく、破損させてしまうことがあります。

便器が破損すると、最悪の場合は便器そのものを交換する必要が出てきます。

当然、新たな便器の購入費用や取り付け費用が発生するため、業者へつまり解消を依頼するよりかなり高額な出費になってしまいます。

ラバーカップや市販の薬剤を試してつまりが解消しない場合は、無理やり修理を試みるのではなく、すぐ業者へ連絡してください。

最初はちょっとしたつまりでも、放置するとつまり具合がどんどんひどくなります。

最初は水が少し流れにくい程度だったものが、そのまま使い続けることでつまりの原因が蓄積され、完全につまってしまいます。

それでも放置すると、つまりの原因が排水管の奥にどんどん入り込み、自分では対処できなくなります。

つまりが軽いうちにラバーカップでつまりの原因を取り除けば、ほとんどは解消されます。

状態がひどくなって慌てて業者へ依頼すると、想像以上の費用がかかることも少なくありません。

まだ大丈夫と放置せず、深刻化する前にしっかり対処することをおすすめします。

便器のつまりを放置すると、便器内の水が逆流して溢れる可能性があります。

便器内の水や汚物がトイレ内に溢れると掃除も大変ですし、衛生面でもよくありません。

下水とつながってる便器内の水が溢れ出すと、雑菌も一緒にトイレ内に漏れることになります。

汚水が体に入ると、腹痛や病気を引き起こすことも考えられます。

軽いつまりであれば便器内の水が溢れ出すようなことにはないので、つまりを確認したらできるだけ早く対処しましょう。

マンションやアパートなどの集合住宅では、トイレのつまりを放置すると階下の部屋に迷惑をかける可能性があります。

というのも、集合住宅ではトイレの配管を共有しているため、下の階にもつまりや水の流れが悪くなるなど影響が出ることがあるのです。

また、つまりを放置したことで水が逆流し、水漏れを起こすこともあります。

自分のトイレが水浸しになっただけなら掃除すれば済む話ですが、水の量が多いと、最悪の場合、下の階まで水が漏れてしまうことがあるのです。

トイレつまりは自分だけの問題と見てしまいがちですが、状況によっては他の人にまで迷惑をかけてしまうこともあり得るのです。

階下の部屋に水漏れしたら、それによって汚れた家具、水に触れて故障した家電のなどの賠償を求められるケースもあります。

クロスや壁紙の張替えも必要となれば、数十万円の賠償になることも考えられます。

一戸建てももちろんですが、集合住宅でのトイレつまりは特に迅速な対応が必要です。

まだ軽いつまりだからと放置することは絶対に止めて、自分で対処できないと感じたら、すぐに業者に連絡を入れましょう。

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