トイレの水位が下がらない!ときの対処法

トイレつまり(詰まり)、水漏れの原因と修理、直し方

用を足してスッキリ!

いつも通り水をジャー!

そしたら、ちゃんと流れず水が溢れそうに!!

こんな状況になったとき、どうしても焦ってしまい「なぜ水が流れないのか」の原因を考えることができませんよね。

でも、そんなときだからこそ、まずは落ち着いて状況をしっかり把握してください。

トイレの水が溢れる原因は1つ。

排水管がつまっていて水が流れないからです。

バケツと同じで、出口がないのに水を入れ続けると溢れてしまうというわけです。

水が流れ続けるのであれば、とりあえず止水栓を閉めて、それ以上水が流れないようにしてください。

それから、トイレに流してはいけないものを流したかなどを思い出し、原因に思い当ってから解決方法を探りましょう。

トイレつまりの原因は、だいたい下の2つです。

1.排水路がつまっている

封水を溜めるための堰まで通路を」「排水路」といいます。

この排水路に大きくて硬い便、あるいは水で溶けきらないほど大量のトイレットペーパー、流してはいけない固形物を流さなかったか思い出してください。

また、意外に知られていませんが、ペットの便をトイレに流すのはNGです。

水に溶けにくい性質に加え、猫などは便に毛が多く混じっているからです。

日常的にペットの便をトイレに流している人は、猫砂でしっかり覆ってから袋に入れてゴミ箱に捨てるなど、処理の方法を変えたほうがいいです。

2.排水管がせき止められる

下水につながる排水管に、大きな異物や長い年月をかけて蓄積された便などが排水管をせき止めることがあります。

また、ペットの便に含まれる繊維が原因になることもあります。

つまりがなくとも、業者に頼んで定期的には排水管を掃除してもらうことで、トイレつまりを予防することができます。

トイレの水位が下がらないときの解決法

1.ラバーカップで挑戦

とりあえず試せる有効な手段が、ラバーカップです。

ラバーカップで引っ張ったり押したりを繰り返すうちに、つまりの原因が細かくなって流れやすくなり、結果としてつまりを解消することができます。

ただ、水が飛び散ることがありので、ゴミ袋に穴をあけてラバーカップを通すなど、水が飛ばないように工夫しましょう。

2.炭酸ガスパワーで挑戦

テレビなどでもよく紹介されていますが、重曹とお酢を使う方法も有効です。

重曹とお酢を混ぜたときに発生する炭酸ガスが、トイレットペーパーなどつまったものを分解し、水が流れやすくしてくれます。

方法は以下の通り


お酢をコップの半分、重層をコップの4分の1ほどを便器に入れます。

45度くらいのぬるま湯を便器が半分満たされるほど入れます。

1時間くらい待ってから流すとつまりが解消されます。


この方法を試すときは、必ずぬるま湯を使ってください。

あまりにお湯の温度が高いと、陶器製の便器はひび割れを起こすこともあります。